時代遅れと言われてもいい、フィルムに恋する今だからこそのFUJIFILM X100の作例とレビュー

時代遅れと言われてもいい、フィルムに恋する今だからこそのFUJIFILM X100の作例とレビュー

前にもFUJIFILM X100Tの記事を書いたこともありましたが、それくらいカメラが欲しくなるのが写真好きの宿命です。

最近では最新機種であるFUJIFILM X100Fなんかが出ちゃってもはや時代遅れ感満載ですが、その初号機であるFUJIFILM X100を中古で手に入れました。

「3世代前のカメラ?それちゃんと撮れんの?」

とか言われそうですが何故今更にこのロースペックな機種を選んだのか。その辺の経緯も含めてレビューしていきます。




FUJIFILM X100

フジフイルムのサイトから確認すると発売は2011年。およそ今から6年以上も前の機種で、スペックは今の機種に比べると雲泥の差。毎年のように新機種が発売されるデジタルカメラカテゴリーで言えばもう型落ちも型落ちも型落ちなカメラです。

現行のものに比べてスペックこそ落ちるものの、搭載レンズは変わらず23mmのf2.0。描写でいうと画素数程度の差であり、個人的に撮れる写真は変わらないと思っています。

オートフォーカスは抜群に遅い。起動時間だって危うく寝落ちしてしまいそうなほどレスポンスは悪いです。

では何故こんなロースペックなカメラを手に入れたのでしょうか。

デザインとカメラに対するスタンス

今まで僕が購入してきたFUJIFILM X-T10やFUJIFILM X-T1はいわば交換レンズ式のモデル。

デザインも兄弟のように似ていて、その使い勝手はさほどズレを感じず気がつくとどちらも手にしっくりくるように馴染みました。

逆にこのFUJIFILM X100はいわゆる固定式レンズのコンパクトデジタルカメラ。交換式のミラーレス機に比べるとコンパクトでどちらかというとカジュアルなカメラです。

ファインダーも付いていますが、FUJIFILM X-T1とは配置が違い左上。慣れてないので正直めちゃくちゃ撮りづらいです。

ですが、クラシックカメラをイメージさせるこのデザインはまた違った魅力があり、FUJIFILMユーザーとしては手にしておきたいと思うデザインです。

回転式のコマンドダイアルは誤作動も多く、現行の機種よりももっさりした動きにイライラすることもしばしば。あれ、なんか文句ばっか言ってるわ。

操作系統もシンプルでファンクションキーも二つ。カメラを楽しむには物足りない設計かも?

そのぶん無駄なボタンはたくさんあってごちゃごちゃしている印象。間違って押すリスクも多いので、タッチパネルで完結する今の時代からは想像できないほどのボタン数。

そんな時代遅れと言われそうなカメラFUJIFILM X100に求めたのが「フィルムカメラのように撮れるデジタルカメラ」という立ち位置。

なんじゃそれって感じですよね。その辺は作例と合わせながら説明していきます。

フィルムカメラのように撮れるデジタルカメラ

前の箱根記事でも紹介しましたが、僕はフィルムカメラのような淡くてノスタルジックな写真が大好きです。あえてデジタルカメラでそれを表現することが自分のカメラとの向き合い方だと、写真と接しながら感じてきたことです。

そんな中でいつもいろんな人の写真を見て思うのが「綺麗に撮れている素敵な写真ばかり」だなあということ。

最新機種で撮った写真は鮮明で見たもの以上の写真になっています。画素数だって昔のカメラの何倍でしょう、解像度だってセンサーの発達でもはや自分の目で見るよりも綺麗なんじゃないかな。

もちろん僕の一番の被写体は家族や子供。綺麗な写真を撮りたいばかりに果たして自然な写真が撮れてたかなと思い返して見ると、写真のフォルダにはそんな写真は少なかった。

もちろん綺麗な写真はたくさん残っていて、記録としては十分です。ですが、どれも綺麗すぎてその時のリアリティがそこには写ってなかった。

子供が乗っかってきてカメラにちょっかいを出された、ピンボケの写真なんて一枚もなかった。きっとボツになったんだと思います。こうやってブログに上げるのはどうしても「綺麗な写真」ばかり。

「ピントが合ってない?いいじゃない!」そんな距離感で撮った写真の方が、僕にとって価値のある写真だと思ったんです。

FUJIFILM X100のレンズはオートフォーカスが遅い。だからこそ生まれるピンボケ写真。狙ったところにピントが合ってることなんてほとんどない。画素数だってスマホとおんなじくらいじゃないかな?

でも、片手で簡単に撮れる。

フィルムシミュレーション?クラシッククローム?そんなの付いてない!

でもいいんです。自分の出したい色は出せるようになってきたし、クラシッククローム使いたいならFUJIFILM X-T1とかで撮ればいいだけ。

同じスペックのものを二つ持つ必要ってないんじゃないかな。だってプロじゃないし、僕。

黒つぶれや白つぶれ、大いに結構じゃない。

それくらいカジュアルに撮ればいい。FUJIFILM X100では全部オートで撮る。だって、家族の写真を撮りたいだけだから。それは作品じゃなくて、なんてことないついさっきの出来事。それを撮るだけのカメラ。

画質?ノイズ?大歓迎です。

撮ることができさえすればそれでいい。

じゃあ他のカメラでもいいんじゃない?キャノンやニコン、他にもカメラメーカーはある。でもなんでFUJIFILM X100なのか?

それは僕が奥さんや子供に対する思いと全く一緒でした。

「好きだから」

ほんともうそれだけ。理由なんてそれで十分。一番好きだからこのカメラにした。

だってそうでしょ?スペックやテクノロジーだけで好きになったりしない。ただ「好きになっちゃった」んだからしょうがない。理由なんていらない。

結婚だってそうでしょ?相手にスペックや肩書きなんて求めてないし、それが理由だったらもっとハイスペックなのが出てきたらそりゃもう大変w

時にはうまくいかなくてイライラすることだってある。でもどうすればうまくいくだろう?って思うんです。自分が考える、動く。んでそれを受け入れて、楽しむ。

カメラだって同じ。

全然想像してた写りじゃない!ちくしょう!あれ、でもちょっと待って、なんかこの写真いいなぁって思えるようになった。

このカメラは作品を撮るためのカメラじゃない。家族を撮るためのカメラ。家族のとの時間をカシャっと撮るためのカメラ。

写ルンですみたいな感じ。

フラッシュとかも最近ではだんだん好きになってきた。子供の頃の写ルンですを思い出す。こんな写真今のハイスペックなカメラで撮ろうなんて思わないですよね。

なんか笑えるような、なんかほっこりするような。そんな写真を撮るためのカメラ。

こんなのとか撮れた日には現像しながらニヤニヤしよう。

最後に

なんかだらだらと書いてきましたが、FUJIFILM X100のレビューと作例とかでした。めっちゃ撮りづらいし、無駄に重いし大きいけど、これ一台だけで旅行とか行くと楽しいだろうなー!

重たいカメラはたまには置いて、作品というよりも思い出を撮ろう。そう思えるロースペックカメラでした。

フィルムカメラよりもガシガシ撮れるし、フィルムカメラよりも簡単。あ、あとお金もかかんないしね!ラッキー!

今更ながら、そんな新しいカメラの楽しみ方を教えてくれためちゃくちゃイカした奴が仲間入りしました。

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