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フィルムカメラみたいな写真を意識した僕なりの撮った写真の現像方法まとめ

フィルムカメラみたいな写真を意識した僕なりの撮った写真の現像方法まとめ

デジタルカメラを使って写真を楽しんでいると、いつかはぶち当たるフィルムカメラとの色合いや風合いの違い。

デジタルで表現することのできない、あのなんともいえないノスタルジックな雰囲気を出したい!と思う方は多いと思います。僕も何を隠そうその一人です。

どうにか現像段階でその色味に近づけることはできないかと試行錯誤して、今ではある程度の現像方法で落ち着きカメラを楽しんでいます。

知らぬ間にFUJIFILMユーザーになってたおっちゃん。おっちゃんの影響でカメラを始めた方も多いと思いますが、そんなおっちゃんに設定を教えてくれとか言われると嬉しいですね。

個人的にこの記事の写真がイチオシなのでまだの方は見ないと殺しますよ!(フリーザ)

とまあそんな感じでカメラの設定とか現像の方法なんかをまとめてみようと、一度自分の撮影から現像に至るまでの過程を見直してみました。

過去にも一度自分なりの写真の撮り方として記事にしたことがありましたが、今となっては「やり方が前とかなり変わったなー」と感じたので前の記事を見た人でも楽しめるような内容になっていると思います。

特にFUJIFILMユーザーの方には設定など馴染みがあって伝わりやすいかと思います。

それではまいりましょー!

カメラ側の設定(FUJIFILM X-T1)

まずはカメラ側の設定から行きたいと思います。カメラ側の設定といっても大していじってはないんですが、いじっているところだけピックアップして行きます。

▼こんな感じです。

変更しているところはこんな感じですね。

  • JPEGのみの3:2のファイン(最初からこうだったかな?)
  • ダイナミックレンジ200(これなんの役に立つのか知らない)
  • フィルムシミュレーション『クラシッククローム』
  • カラー『ー2』
  • シャープネス『+2』
  • ハイライトトーン『ー2』
  • シャドウトーン『ー2』
  • シャッター方式『MS+ES』

こんな感じになっています。これに設定している理由とかはあんまり自分でもわかっていません。なんとなくこんな設定にしてたらいいのが撮れたからです。気分です。

この辺はふりかけ程度のものだと自分では感じているので、気分によって変えて見ても新鮮でいいかと思われます。

ただ、これだけははずせない!と言う設定はこのフィルムシミュレーション『クラシッククローム』ですね。これがないと僕の撮りたい写真になってくれません。むしろこれがあるからFUJIFILM使ってます。

あ、そのためにはRAWではなくてJPEGで撮らないと現像ソフトによってはそのフィルムシミュレーションの色が出ないので注意です。

クラシッククローム、これだけで撮ってもいい感じになるのでオススメのフィルムシミュレーションです。 FUJIFILM XF90mm F2 R LM WRのボケの描写と合わせてみるとより柔らかくなりますね。

あとはメカニカルシャッター(MS)と電子シャッター(ES)にしておくこともオススメです。外で晴れた日に高速シャッターを設定するのに間違いなく必要になります。この辺はこのあたりの記事で書いたと思います。なつかしー。

こんな具合ですね。カメラ側はこんな感じでいじってます。

撮影方法的には前と変わらず明るさの補正にシャッタースピードを調節。明るすぎる晴天時などは電子シャッターを使ったり、暗すぎる時には三脚を使ってシャッタースピードを稼いだり、めちゃくちゃISOあげたりします。

この辺はみんなやってると思うんで撮り方は自由でいいと思います。細かい技術的なことは置いておいて今回は撮ったものをどうしていくかにフォーカスして行きましょう。

『フォーカスして行きましょう』って表現がなんかカメラやってるぽい。

僕の現像の工程「目指せフィルムカメラ!」

ここからはカメラじゃなくパソコンを使ってデータを調整して現像までの一連の作業をまとめて紹介してみます。

ちなみに僕はカメラの現像に関しては全くもって知識がないので、専門的なことは全くわかりません。しかも多分このやり方であってるのかとかそう言うのはあんまり考えてないので、カメラの専門家の方からするとタブーとされることもあるかもなのでその辺はヨロシクです。

▼事前に読んでおいて欲しいのがこの二つの記事。僕のデジタル現像の工程はここから学びました。これ読んで目からウロコでした。

正直ここに書かれていることをやればフィルムっぽい現像ができます。その前にVSCOとかlightroomとかのプリセット使えばフィルムライクな写真にはなると思います。

でも結局プリセットを使っていてもどこか調整しないと「これだ!」と思える色合いになかなかならないものです。僕もiPhoneでVSCO使って現像してましたが、やっぱり自分で色を作りたくなりましたし。

とはいえlightroomって月額制なのでカメラを始めたばかりの人は勇気がいりますよね。年払いもあるみたいですが、それなりにコストがかかります。

そこで僕が使い始めたのがこちらの『polarr photo editor』です。

Polarr Photo Editor

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このアプリなら買い切りでそのあとは追加の料金がかからないので、安心して使い続けることができます。他にも有料でいいアプリなんかもきっとあると思うので、lightroomはちょっとハードル高いなーって人はオススメです。めっちゃ軽いし。スマホ版もあるし。

ですがそれなりに動作も安定しないし、時々なぜか落ちたりもする気まぐれアプリです。その辺がちょっとめんどくさい。

lightroomのようなカタログの概念とかないので高機能なものを求めるならlightroomにしましょう。お金に余裕のある方ならlightroom一択ですね。

僕のようにお金ない人はpolarr photo editorのLite版もあるので、試してみてもいいと思いますよ。

Polarr Photo Editor Lite

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今回の現像の工程はこちらのアプリを使ってやって行きたいと思います。機能としてはlightroomの方が高機能なので、これでできることはlightroomでもできます。

僕はお試し期間だけ使ってみたんですが、まだの人はlightroomのお試しをしてみてもいいと思いますよ!難しいけどw

それでは現像の工程を一つずつチェックして行きましょう。今回はお気に入りのこの写真を使って説明して行きます。できるならスマホよりもパソコンで見た方がわかりやすいかと思われます。スマホなら横向きにしてみるとなお良しです。

▼JPEG撮って出しがこちら。リサイズはしてます。

この時点で既にいい感じの雰囲気ですが、これもクラシッククロームの穏やかで柔らかい質感のおかげです。

FUJIFILMのカメラ全体に言えることですが、シャドウ部分の陰影の滑らかさが本当に綺麗。このままでも十分いいんですが、もっとノスタルジックな雰囲気に現像してあげたいと思います。

ちなみにこれは先日旅行で行った箱根のホテルの写真です。

それでは現像工程を一つずつ行ってみましょー。

1.コントラストを上げる

まず最初にやっておきたいのがコントラスト。これでかなりフィルムカメラのようなファジーな印象に変わります。polarr photo editorでは『明暗』というパラメーターになっています。ここを大胆にも80から100くらいまでがっつりあげます。

暗いところは暗く、明るいところは明るくなる効果があるって感じですかね。その名の通り明暗がはっきりしてきます。それぞれ見比べてみましょう。

▼ビフォアー

▼アフター

窓の外の光が強くなり白飛びして、逆に影の部分が立ち上がってきてドラマチックになってきました。最初ののっぺりした感じから一転、メリハリのあるスポットライトが当たったような感じになってきましたね。

ここでのポイントはちょっと暗めになるよう大胆に調整にしておくこと。この後の調整で明るさも変えていくので、今の段階ではこのくらい暗い方がいいです。

ここまで極端になるのがちょっとって人は70くらいにしてもいいと思います。

2.トーンカーブを調整する

トーンカーブっていう名前であっているのかわかりませんが、polarr photo editorでは『カーブ』となっているのでそうかなという読みです。間違ってたらごめんなさい。ここの一番左のグレーの丸をクリック、値を左下のところから持ち上げて35から40くらいまであげます。

これで全体的にフェードがかかったようなマットな質感がプラスされます。かけすぎるとのっぺりした感じになるのでお好みで。この後明るさも調整するのでそこも考慮してコントロールするといいかもしれません。

▼ビフォアー

▼アフター

この辺りになると雰囲気がぐっとフィルム寄りになってきますね。靄がかかったような柔らかい印象。シャドウのグラデーションもぼんやり感がプラスされてなんともいえない感じに。

3.シャドウに色をかぶせよう

ここからは写真によって調整方法を変えていくとこなんですが、フィルム寄りに色づけしていくためにシャドウにイエローやグリーンを足して行きましょう。

フィルムの質感として緑っぽい感じを写真に乗せてみたり、色あせた写真の雰囲気のために黄色味を足して上げるとよりリアルになります。polarr photo editorでは『トーン』の項目のシャドーにイエローをこれくらい足してみます。マウスでクリックしてドラッグすると動くので色々やってみてください。(上のカラーパレットをクリックするとその色を乗せることができます)

この写真は温かみというか優しいノスタルジックな感じに仕上げて行きたいと思っていたのでここではグリーンを足しませんでしたが、さらに下の『強調』の部分で薄くグリーンを足すとさらにクールな印象になります。

ちなみに▼この記事の冒頭に出てくる桜の枝の写真はグリーンをメインで足してみました。現像する写真によって合う合わないがあったり、イメージしているものによってはしなくてもいい調整もあると思うので色々いじってみてはどうでしょう。やりすぎはよくないですけどね。

ではイエローを足したもののビフォアーアフターを見てみましょう。

▼ビフォアー

▼アフター

さっきよりも温かみが増してよりノスタルジックな雰囲気に。和のテイストの写真なんかはこんな感じの調整をするとより伝えたいイメージに近づくんじゃないでしょうか?

4.HSLの調整

これがなんの意味をしているのかはわかりませんが、僕は色味ごとの彩度のコントロールかなと思って使っています。クラシッククロームで撮影されているので彩度はかなり抑えられているんですけど、中には原色っぽい鮮やかすぎるものが写っている写真もあったりします。

そんな時にこのHSLというパラメーターを使って彩度を調整して全体の彩度に統一感を整えてあげると仕上がりにまとまりが出ます。僕の設定は赤を彩度ー25、緑を彩度をー25、青緑(右下)を彩度ー50にしています。この辺の数値は写真によって変えてくださいね。

この写真の中にない色もあるんですけど、僕が思うフィルムのイメージってこのへんの色の彩度が低いイメージです。暖色系の優しいフィルム感を出すなら寒色系は落ち着かせておくといいと思います。

写真によってここを変えて現像することがほとんどなので、毎回全体の彩度のバランスを見ながら仕上げていくことが多いです。

▼ビフォアー

▼アフター

ここまでくるとかなりビフォアーから雰囲気が違うのがわかります。フィルムのようななんともいえないぼんやり感と色合いの渋さが大好きな感じになりました。(あくまでイメージです)

もはや変化がわからないレベルですけど、自分自身の個性としてこだわってやってる部分なんでこれは必要ですね。この写真ではフローリングの床や、窓の枠の赤味を少し弱めたかったのでそうしました。

って言っても微調整レベルなんでこの辺は興味があれば挑戦してみてください。

5.露光などで明るさの最終仕上げ

あとは露光を調整して『これだ!』とおもう仕上がりに持って行きます。どっかで見たことあるんですけど、JPEGで露出をがっつり上げたり下げたりすると画質が劣化するとか。

これは最近感じていることなんですけどフィルムっぽい感じが好きな人にとって、画質ってそこまでこだわるポイントでもないのかもしれません。

なので僕は気にせずガツガツ露出を調整するタイプです。(個人の感想です)

今回はこの仕上がりの明るさでいい感じなので特に露光は変えずにしました。でもそれだけだとアレなんで今回はちょっと暗めのやつをご紹介。露光をー17にしてみました。

▼ビフォアー

▼アフター

なんかより渋い感じになりましたね。ベッドの奥の方が闇に紛れて想像力を刺激する写真になりました。こういう光と影のコントラストが強い方が、考えさせられる写真になってミステリアスかも。

これはこれで面白い現像結果になりました。こんな感じでいつも写真を撮ってから試行錯誤して遊んでおります。

最後に

ちょっと長かったですが、これが最近の僕なりの写真の現像方法まとめです。フィルムカメラを意識して現像するのはすごく楽しいです。

『じゃあフィルムカメラで撮ればいいじゃん』って言われそうですけど、デジタルで撮ってフィルムライクな現像をするのがまた面白いんです。自分なりの表現ができるという点でもデジタルでやって行きたいですね。

お金もかからないことですし!貧乏万歳!

もしVSCOやlightroomのプリセットを自分で表現できるようにするなら、一番いいのはプリセット後の写真をスクリーンショットなどで一度保存しちゃいましょう。そして元の写真と比較しながらその雰囲気に近づけるように調整をしていくのが一番わかりやすいですよ。

いじっていくうちにこのパラメーターがどんな役割をするのかわかってくるので、そこにアレンジを加えて自分なりのプリセットを作っちゃいましょう。

とはいえ僕も気分によってとんでもない現像をしたりするし、もしかすると写真の良さを殺してしまっていることもあるかもしれないです。でも自分自身が伝えたいイメージを表現するのは自由だ!とも思っているのでみんな自由にやりましょー!

自分の写真の一番のファンは自分自身ですからー。

自分なりの現像方法を模索して、たくさんお気に入りの写真ができるといいですね!参考になれば幸いです〜

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